ゆうちょ銀行で外貨両替してみました!円からドル【手数料は?】

三井住友銀行や三菱UFJなどの都市銀行では、外貨両替ができる支店が限られてい ますが、同じ銀行でも、
ゆうちょ銀行では全店で対応しています。
また、一部の郵便局でも外貨両替の窓口があり、ゆうちょ銀行のホームページでは、最寄の店舗が検索できるようになっています。
ゆうちょ銀行の外貨両替で対応している通貨は、USドル、ユーロ、韓国ウォン、英ポンド、オーストラリアドル、カナダドル、中国元、スイスフランです。
店舗によっては、常備していない通貨もあるようなので、ゆうちょ銀行で外貨両替する時は、事前に電話で在庫があるか確認したほうが無難だと思います。
わたしは都心にある会社に勤務していて、近くにゆうちょ銀行があるので、最初はそこで外貨両替をしてみようと思っていたのですが、いつもかなり混雑しているので、都心から離れた自宅近くの店舗に行くことにしました。
通勤途中に降りた駅は、JR武蔵小金井駅です。
駅から徒歩15分ぐらいのところに、ゆうちょ銀行小金井店はあります。
武蔵小金井はベッドタウンなので、平日午前中の駅は、これぐらいガランとしています ので、ゆうちょ銀行の窓口もすいているだろうと思っていました。 した。
まずは、武蔵小金井駅の北口に出ます。
駅前の広場に出ると、左手に長崎屋や西友があり、正面には三井住友銀行があります。
ちなみに、三井住友銀行の武蔵小金井支店は外貨両替に対応していません。こんなに近い位置にあるというのに・・・。
北口広場を右折して、歩道橋脇の細い道を通り、信号を渡ります。
信号を渡って左折すると、牛丼屋の吉野家があります。
ここから10分弱歩きます。
途中、三菱UFJ銀行がありますが、
こちらも外貨両替はできません。
この地域は、ファミリー世帯が多いので、「ena」や「早稲田アカデミー」といった塾 が、多数、軒を連ねています。
ゆうちょ銀行まで、2つの交差点を通過しますが、こちらが1つ目の交差点です。横断歩道を渡った先に、クリーニング屋があります。
2つ目の交差点です。道路の向こう側に、セブンイレブンが見えます。この交差点を左折して、約3分ほど歩きます。
駅からかなり歩きましたが、ゆうちょ銀行小金井店に、ようやく到着です!
外貨両替にもしっかりと対応しています。
店内は普通の郵便局より広く、対応窓口も多いです。予想通り、お客さんの数は少ないので、待ち時間なく外貨両替ができそうです。
まずは、1万円をUSドルの両替します。外貨両替の窓口には、それぞれの通貨の換算レートが貼り出されています。
USドルは1ドル83.98円になっています。もちろん、この金額には手数料が上乗せされています。
円からUSドルへの両替をするには、青い「外貨両替計算書」に名前や住所、両替する通貨を記入します。
金額の欄は、窓口で記入するので、空欄のままです。
申込書の記入が終わったら、番号札を取って順番を待ちます。
でも、窓口には先客がいなかったので、すぐに私の順番がきました。
申込書と番号札を窓口に出します。
その後、窓口の担当者が1万円をUSドルに換算した計算書を、印刷して持ってきてくれました。
今日のレートだと、
1万円÷83.98円=119.07
となるので、9,993円が119ドルになり、7円が日本円でお釣りになります。
この金額で両替OKであれば、申込書の金額欄に「119ドル」と記入します。
1万円札と申込書を窓口に出して、待つことおよそ5分。
店員さんに再び声をかけられ窓口にいくと、
「金種はどのようにしますか?」
と聞かれました。
119ドルを、どのような紙幣の組み合わせにするかという意味です。
わたしは、合計枚数が最小になるようにお願いしたので、100ドル札、10ドル札、5ドル 札を各1枚、1ドル札を4枚でお願いしました。
それからさらに3分後、店員さんがドルとお釣を持ってきてくれて、枚数を確認したら両替完了です!
最初に提出した外貨両替計算書に、換算邦貨額が記載されて戻ってきました。これが領収書の代わりをします。
1万円をUSドルに両替した結果です!
ゆうちょ銀行では、USドルは毎日午前11時に、その他の通貨は正午に換算レートが変更されます。
わたしが外貨両替を申し込んだのは、午前10時50分。
両替が終わって時間を確認すると、11時ちょっと過ぎていました。
外貨両替の窓口を見てみると、ちょうど新しい換算レート表が貼り出されていました。
新しい換算レートでは、USドルは84.25円になっていました。
もし、ゆうちょ銀行に到着するのが遅れていたり、窓口が込んでいて、今のタイミング で両替していたとすると、
1万円÷84.25円=118.67
となるので、
わずかながら損が発生していたことになります。
ドルから円への換算レートも、1ドル78.18円から78.45円に値動きしています。
1万円程度の両替だったら、損益の差はあまり大きくないですが、これが100万円を超え るような両替だったら、かなりの差になっていました。
■ゆうちょ銀行での外貨両替の費用
-換算レート・・・83.98円(USドル1ドル) -購入額・・・119ドル -支払い金額・・・9,993円
■ゆうちょ銀行での外貨両替のメリット、デメリット
(メリット)
窓口で担当者が、外貨両替計算書の書き方や、換算レートの説明をかなり丁寧にしてくれます。
したがって、外貨両替が初めての方でも迷わずに進められるのが最大のメリットだと思います。あと、金種が選べたのもよかったと思いました。
また、外貨両替ができる支店が限られる銀行と違って、ゆうちょ銀行は全支店で対応しているので、急いでいる時は特に便利だと思います。
(デメリット)
USドルだと3円弱、ポンドになると10円以上もの手数料がかかるので、大きな額の両替をする時は、ゆうちょ銀行での外貨両替は避けたいところです。
さらには、窓口が空いているのが平日のみで、時間も16時までとかなり早く閉まってしまうのが不便なポイントです。
都心にある店舗では、常に混雑しているので、待ち時間が長くなる傾向にあるようです。